日々の観測記録 2022/1/9【通算9話】
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【概要】
・自創作のキャラ同士が数行程度の会話してるだけのSSです。基本的に台詞オンリーだけど筆が乗ったら地の文も書くかも
・作品内にキャラやストーリーについての解説等はありません。本編が出来るのを待ってくださいお願いします
・毎日更新ではありません。最低でも一週間に一回更新出来ればいいかなーと思ってます
・いいね特典(限定公開範囲)は登場キャラの設定テキスト。本編はいいねしなくても全部読めます
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ユラ「…………」
流太「ん、どうしたんだ、ユラ?」
ユラ「……ネコがいる」
流太「猫?」
猫「…………」
流太「おー、ホントだ。町中ならともかく、こんな山奥に居るとは……野猫ってやつかな」
ユラ「ノネコ?」
流太「えーっと、人間に頼らず自生してる猫の呼称……って説明でいいのかな」
流太「人に飼われてる猫は飼い猫、人間の生活圏に暮らしてるけど飼い主はいない猫が野良猫、人間の生活圏から離れて自力で野生してる猫は野猫」
ユラ「ややこしい……ぜんぶ、同じネコ」
流太「まあ確かに、種としては同じイエネコだけど……」
猫「……!」
流太「お、こっちに気付いたか?」
猫「しゃー!!」
ユラ「……威嚇された」
流太「ここら辺はあいつの縄張りだったのかもな」
猫(タタタタタッ)
流太「あー、逃げちゃったか」
ユラ「リュウタ……」
流太「ん?」
ユラ「そんなに、こわい? わたし……」
流太「別にユラだからって訳じゃないだろ?」
ユラ「すごく、怯えてた……やっぱり、わたしが龍だから……」
流太「いやいや! ほ、ほら! 俺に怯えてたのかも知れない! 俺の方が図体デカいしさ!」
ユラ「それは無い。リュウタみたいな弱そうな人間、怯える動物はいない」
流太「断言は酷くない?」
―TODAY'S END―
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【注意】
※本編はここで終了となります。続きはキャラ設定テキストだけですので、予めご了承の程をよろしくお願いいたします。