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日々の観測記録 2022/10/14【通算80話】

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【はじめに】 本シリーズを読むにあたっての諸注意を以下にまとめています。 初めての方は一度ご確認いただければ幸いです。 https://www.fav.fan/Likely_15Night/Dkdl6 ____________________________________ カランカランカラン…… アイ「いらっしゃいませ、人間さん。うさぎさんカフェlavv'itにようこそ」 男子学生「ど、ども……」 女子学生「わぁ、かわいい……!」 アイ「お席へご案内いたします。さあ、ご遠慮なくご案内されてください」 モミジ「わー、見て見てハクアちゃん。あの二人、カップルかなぁ」 ハクア「へっ?! あ、あー……どうでしょうかねぇ……」 モミジ「デートスポットにlavv'itを選ぶなんて、あの二人センスいいよ。絶対幸せになる!」 キッキ「モミジちゃん? お客様についてひそひそ話するのはやめなさいね?」 モミジ「うっ……だって懐かしくて、高校の制服」 キッキ「懐かしくてって……あなた、ついこの間まで高校生だったでしょ」 モミジ「まあそうですけどぉ、もうはるか昔のことのように感じるんです〜」 アイ「キッキさん、オーダーです。ニンジンスティック1つ、ふわとろうさぎさんオムライス2つ、lavv'itスペシャルパフェ1つ」 キッキ「はーい」 モミジ「ねぇねぇ、ハクアちゃんはどんな高校時代を送ったの? どんな青春だったの?」 ハクア「え、えぇ? わたしですか……?」 アイ「私も興味があります。是非その知識を得たく思います」 ハクア「べ、別に青春なんて送ってないし……パッとしない3年間だった、よ……?」 モミジ「えー、なんかあるんじゃないの? 好きだった男の子とかさぁ」 ハクア「ふえぇ?! す、好きって、そんなのいないよ……! ……いな、いない……いや、でも……」 モミジ「その反応は……いるなっ!! 聞かせてよ〜!!」 ハクア「そ、その、好きだったって訳じゃないんだけど……仲良くなりたかった男の子はいた……よ」 モミジ「え〜! どんな人どんな人?!」 ハクア「ど、どんな人って言われても……あんまり話したことないし、分かんない……」 ハクア「お友達には、なれたと思ってるんだけど……友達になったすぐ後に、その、いなくなっちゃったから……」 アイ「いなくなった? それはすなわち、転校したということでしょうか。あるいは卒業でしょうか」 ハクア「まあ、そんなかんじ……」 ハクア「わ、わたしの話は別にいいでしょ? モミジちゃんの方こそ、どうだったの?」 モミジ「え、私?! 私はー……」 モミジ「……とくに花の無い高校生活を送ってたなぁ……」 ハクア「ほら、やっぱりそんなものなんだよ、みんな」 モミジ「あーでも、モテモテではあったよ! 私!」 ハクア「え、そうだったの?!」 モミジ「まあ、男子にじゃなくて、女子にだけど……」 アイ「興味深いです。詳しい解説を求みます」 モミジ「なんか、一年生の時に、三年生の女の先輩に好かれちゃって、可愛い可愛いって付きまとってきてさぁ。すっごい面倒臭かったんだよ〜」 ハクア「あはは……でも、モミジちゃん、すごくかわいいし、妹って感じだし、かわいがりたくなる気持ちも分かるな」 モミジ「その先輩、卒業した後も、なんなら最近も、ずっと私に連絡してくるんだよ? 私はもう、いつこの店を突き止められるか心配で心配で……」 キッキ「はいはい、暇人三人たち? 口を開けてる暇があるなら、ちゃっちゃと配膳する」 ハクア「わわっ、ごめんなさい! わたし持っていきます〜!!」 モミジ「ちぇ〜、せっかく盛り上がってたのに〜」 キッキ「モ ミ ジ ち ゃ ぁ ん ?」 モミジ「ヒィッ!? テ、テーブル拭いてきまーす!」 キッキ「まったく……」 アイ「私も過去の回想を語るべきなのでしょうか?」 キッキ「語らなくていいから、ちゃんと働いてね?」 * * * モミジ「ふー、やれやれ。キッキせんぱいは怒らせるとこわいからなぁ」 ハクア「ご、ごゆ、ごゆっくりどじょ……どうぞ〜!」 女子学生「ふふっ、あの店員さん、新人さんなのかな? 慌てててかわいいね」 モミジ(新人じゃなくて、一応先輩なんだよなぁ、あはは) 男子学生「お前も、部長さんの前じゃいっつもあんな感じなんだろ?」 女子学生「ちょ、お兄ちゃん! 恥ずかしいから部長の話は禁止!」 モミジ(なーんだ、あの二人、兄妹だったのか) モミジ(……仲がいいんだなぁ。あーいうもんなのかな、兄妹って) モミジ(……休みの日に一緒に出かけてくれるお兄ちゃんなんて、羨ましいな) ハクア「モミジちゃん……? ぼーっとしてどうしたの?」 モミジ「ふぇ?! 私ぼーっとしてた? 昨日徹夜してアニメ観てたから、眠いのかも〜」 ハクア「て、徹夜はよくないよ、モミジちゃん。ちゃんと寝ようね?」 モミジ「はーい、ハクアお姉ちゃ〜ん」 ハクア「お、お姉ちゃん?!」 モミジ「ふふふっ!」 ―TODAY'S END― ____________________________________ 【注意】 ※本編はここで終了となります。続きはおまけテキストだけですので、予めご了承の程をよろしくお願いいたします。

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