日々の観測記録 2022/6/20【通算72話】
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【はじめに】
本シリーズを読むにあたっての諸注意を以下にまとめています。
初めての方は一度ご確認いただければ幸いです。
https://www.fav.fan/Likely_15Night/Dkdl6
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シフォン「ん〜! 三ツマタンの目玉焼きは美味しいなぁ」
サーラ「ふーん、魔物料理かぁ……興味あるんだよねぇ」
リーヴェ「サーラだけは興味を持たないで欲しいな?」
サーラ「あはは! 流石にお店では出すかは分からないけど、料理人としてありとあらゆる料理の知識は欲しいから」
サーラ「一般の人にも受け入れやすい魔物料理というと、オークやハルピュイアみたいな、半獣系の魔物を材料にするのがいいかな」
シフォン「でもオークに限らずミノタウロスとかコボルトもそうだけど、ああいう魔物って普通の動物よりも筋肉が立派なのか、硬くて顎が疲れちゃうんだよねぇ」
リーヴェ(食べた事あるんだ……)
サーラ「確かに、あいつらって脂肪が少なめっぽいよね。焼くよりも、煮込んだ方が柔らかくなって食べやすいかも」
サーラ「例えば、オークの角煮とか、ミノタウロス挽肉の煮込みハンバーグとか……」
シフォン「おお……美味しそう!! リーヴェちゃん、今度作って!」
リーヴェ「作らないわよ?」
サーラ「まあ、その硬い肉を切るのが大変そうだけどねぇ」
シフォン「じゃあスライムは? スライムは柔らかいよ?」
サーラ「スライム……あんまり食用には向かないかなぁ。ほぼ水だし」
シフォン「そっかぁ、飲もうとしてもドロドロで喉に引っかかって溺れちゃいそうになるしね……」
リーヴェ(飲もうとしたんだ……)
サーラ「ただ、スライムの体液には栄養が詰まってるから、摂取することはダメじゃないけどね」
サーラ「こっちも煮込んで、とろみのあるスープとかソースにするといいんじゃないかな?」
シフォン「なるほど〜……ほら、リーヴェもメモメモ」
リーヴェ「作らないわよ??」
―TODAY'S END―
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【注意】
※本編はここで終了となります。続きはおまけテキストだけですので、予めご了承の程をよろしくお願いいたします。