日々の観測記録 2022/2/7【通算35話】
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【はじめに】
この作品は我々の世界にとってはフィクションでありファンタジーです。
作中の人物や事件、組織や施設は我々の世界には実在しません。
また、存在する国や法律、一般常識等は、我々の世界と異なる可能性がございます。
作中には暴力表現や残虐行為、性的描写等の過激な表現が含まれる場合がございます。
作中にて犯罪行為を助長・推奨するような描写がされていても、くれぐれも真似しないでください。
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【概要】
・自創作のキャラ同士が数行程度の会話してるだけのSSです。基本的に台詞オンリーだけど筆が乗ったら地の文も書くかも
・作品内にキャラやストーリーについての解説等はありません。本編が出来るのを待ってくださいお願いします
・毎日更新ではありません。最低でも一週間に一回更新出来ればいいかなーと思ってます
・いいね特典(限定公開範囲)は登場キャラの設定テキストのみ。本編はいいねしなくても全部読めます
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――駅前のショッピングモールにて
リオ「あ、凄い。これ海外から取り寄せてるチョコ?」
リオ「……そっか、もうすぐバレンタインだから、こういうのも売り出されてるのね」
リオ「はぁ……バレンタイン、かぁ」
リオ「アイツにチョコ……まあ、渡さないって選択肢は無いけど……どうしよう……」
リオ「やっぱり昔みたいに手作りが良いかしら……それとも、こういう普段食べない高級チョコの方が嬉しい?」
リオ「……もう、どうして忘れられちゃったのかしら。もし覚えてくれてたら、悩むこともなかったのに」
リオ「……いや、覚えられてたら、そもそも渡せない、か」
九尾「あれ、リオじゃん」
リオ「ひゃあ?! カ、カカ、カズキ?!」
九尾「偶然だね、リオもチョコ買いに来たの?」
リオ「へ、あ、その」
九尾「この時期は美味しいチョコが増えるから嬉しいよなぁ。バレンタイン様々だよ」
リオ「……あ、あはは、そうね〜……」
リオ「……カズキは、どういうチョコが好きなの?」
九尾「あー……やっぱりアレかな。ほら、なんか、ゲームセンターで塔みたいに積まれてる、サクサクしたやつ」
リオ「いや、それ駄菓子じゃない!」
九尾「なんだよー、美味しいんだぞ? しかもどデカいし」
リオ「はぁ……やっぱ男は質より量か」
九尾「ん? 何の話?」
リオ「なんでもない! アタシは買い物中で忙しいから、また今度ね!」
九尾「うん、またな〜」
リオ「……はぁ〜! もうっ!!」
リオ「何浮かれてたのかしら、私……! カズキに渡すチョコなんて、駄菓子くらいでいいのよ!」
リオ「……今の私は、カズキにとって知り合い程度の関係値でしかないんだから、手作りチョコや高級チョコなんて渡したら、張り切りすぎって思われちゃうわよ……もう……」
リオ「……はぁ」
―TODAY'S END―
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【注意】
※本編はここで終了となります。続きはキャラ設定テキストだけですので、予めご了承の程をよろしくお願いいたします。