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日々の観測記録 2022/3/8【通算49話】

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【はじめに】 本シリーズを読むにあたっての諸注意を以下にまとめています。 初めての方は一度ご確認いただければ幸いです。 https://www.fav.fan/Likely_15Night/Dkdl6 ____________________________________ 静灯寺「ぶえーっくしょい!! はぁ〜、寒っ……」 蒔子「うわっ、静灯寺さんオヤジ臭いですよ」 静灯寺「しょうがないだろ、こんな寒空の下立たされてんだから」 蒔子「それもしょうがないです。蒔子たちの平穏な日々がかかってますから」 静灯寺「ホントに聞こえたのか? 不気味な泣き声なんてよ」 蒔子「本当です!! 神主さんからの証言だってあるんですから!」 レイ「ま、用心するに越したことはないねぇ。此処は魔界との繋がりが強い場所なんだから」 蒔子「はぁぁ……おばけだったらどうしましょう……」 静灯寺「いや、ないないw いたとしても動物かなんかだろw」 蒔子「近江姐さん、おばけがいたら蹴り倒してくださいね」 レイ「望むところだけど、幽霊に蹴り技が効くのかねぇ?」 蒔子「近江姐さんなら大丈夫ですよ! やっつけてください!」 静灯寺「おーい、ちょっとは俺も頼れー?」 ……ァァァ…… 蒔子「いやー、静灯寺さんを頼るバカが何処にいるんですか」 ……ァ……アアアア…… 静灯寺「はぁ?! 最強の漢たるこの俺をバカにしたな?!」 コァ……アアア……アアアアアア…… レイ「ちょ、ちょっと待ちなアンタ達。何か聞こえないかい……?!」 蒔子「え?」 静灯寺「いや、別になにも――」 コァァアアアァアァアアアァァァッ!! 蒔子「ひゃああああああああ?! ででで、出たぁぁぁあああぁあ?! おばけぇぇぇぇ!!」 静灯寺「うぉ、落ち、落ち着け!! まだ霊と決まった訳じゃ…… 」 アァッアアァアァアッアアアアアアアァッ!! 静灯寺「ひぃぃぃ!! 怖い怖い怖い!!」 レイ「……? この声……聞き覚えが……(テクテク」 静灯寺「あっちょ、待ってくださいよ近江さん!」 蒔子「置いてかないでくだしゃいぃぃぃ!」 * * * レイ「この辺から聞こえたんだけど……」 コァァァ!! レイ「ん? あそこにいるのは……」 小狐「こぁぁぁ! こぁ!」 少年「だ、だめだってば、おっきい声出したら見つかっちゃうよ……」 レイ「おっ、やっぱりそうだったか」 少年「ひっ?! だ、だれ……?!」 静灯寺「ふぅ、ふぅ……あーもう、いい加減離れろって! しがみつかれたままだと歩きづらいだろ?!」 蒔子「やだぁぁぁぁ〜、置いてかないでぇぇぇ〜……」 レイ「おっと、急にうるさくして悪かったね」 レイ「坊やが隠してるその子……キツネだね?」 蒔子「ふぇ? きつね……?」 少年「ぁ、うぅ……そ、そんなの、知らないよ……」 小狐「こゃ!!(ピョンッ」 少年「わわっ!! 出てきちゃダメ!」 静灯寺「ほ、本当にキツネだ……」 レイ「あの悲鳴みたいな特徴的な鳴き声、キツネの物に違いないと思ってね」 蒔子「な、なぁんだ……キツネって、あんな鳴き方するんですね……」 少年「ぅ、うぅ……」 レイ「坊や、お姉さん達はね、この神社で夜に泣き声がするって聞いて、調べてたんだよ」 少年「…………」 レイ「その声の正体は、そこのキツネだった……ということかい?」 少年「……たぶん、そう、です」 蒔子「ほっ……おばけじゃなくて良かったぁ」 静灯寺「なぁ坊主、詳しい事情を教えてくれねぇか?」 少年「……や、やだ」 少年「コン太を連れてっちゃやだー!!(タタタタタッ」 小狐「こぁ?!」 静灯寺「あ、ちょっと?!」 蒔子「あーあー、静灯寺さんのせいですよ」 静灯寺「いやンな訳な……いって一概に否定できねぇ……」 蒔子「まあ、とりあえず夜泣き声の正体が判明したのは良かったです。あとはあの子とキツネちゃんをどうするか、ですね」 レイ「確かキツネって、勝手に飼ったり保護したら不味いんだったよねぇ? あの子、どこに連れ込んだんだか……」 蒔子「ここでこっそり飼ってたんですかね?」 静灯寺「そこら辺も込みで、あの坊主から話だけでも聞きたいよな」 レイ「ただ、完全に警戒されただろうし、今日は無理かもしれないね」 蒔子「そうですねぇ。静灯寺さんのせいで」 レイ「静灯寺のせいで」 静灯寺「そこまで言うか?!」 蒔子「でも、これでもうこの神社に来なくなって、別の場所……それこそ、自宅とかで飼い始めたら私達には関与できませんよ?」 レイ「あの子、キツネを隠そうとしてたし、世話をしているのがバレたら不味いって知ってたんじゃないかい? なら迂闊な場所へは連れてかないだろうよ」 静灯寺「つーか、これ以上俺達が首突っ込む必要あるか? こっから先はあの坊主の問題だろ」 蒔子「んー、でも、犯罪に手を染めちゃってるんなら、なんとかしてあげないといけないし……でも、あの子からキツネちゃんを引き剥がすのも可哀想だし……」 静灯寺「まー、今日のところはもう帰って、明日にでもゆっくり考えようぜ? 俺、もう寒くて寒くて仕方ねぇよ」 レイ「ああ、そうしようか。あの子も今日中に戻ってくることはないだろうよ」 蒔子「では、撤収ということで。お二人共、今日はありがとうございました〜」 ―TODAY'S END― ____________________________________ 【注意】 ※本編はここで終了となります。続きはキャラ設定テキストだけですので、予めご了承の程をよろしくお願いいたします。

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