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日々の観測記録 2022/3/9【通算50話】

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【はじめに】 本シリーズを読むにあたっての諸注意を以下にまとめています。 初めての方は一度ご確認いただければ幸いです。 https://www.fav.fan/Likely_15Night/Dkdl6 ____________________________________ 難波「ほぉ〜、マコちゃんが言っとった例のアレ、キツネが原因やったんか」 蒔子「そうなんです〜! お化けかと思っちゃいましたよ〜」 レイ「で、そのキツネを世話してるであろう男の子が、キツネを連れて逃走って訳さ」 難波「なるほどなぁ。全てはマコちゃんの勘違いやったと。ほんま人騒がせな……」 蒔子「う、うぐっ。神主さんも勘違いしてましたし!!」 レイ「神主さんも霊だと疑っていたのかい?」 蒔子「いえ、その……動物が鳴いてるんじゃないか、と……」 レイ「アンタの勘違いじゃないかい!」 蒔子「うぇぇぇ! だって怖かったんですもーん!!」 難波「でもまぁ、魔物とかや無かった訳やし、キツネはその男の子のペットみたいなモンなんやろ? これで解決やな!」 渡瀬「解決な訳あるかバカタレ(ポカッ」 難波「いったぁ〜! 何すんねんワタ先!」 渡瀬「いいかアホ、御呼都町の周囲にキツネは本来生息していない。つまり、他所から迷い込んできたって事だ」 レイ「キツネが脱走したなんてニュースは、探したけど無かったよ。何処かの動物園から逃げてきたって訳でも無さそうだね」 渡瀬「という事は、本来キツネが生息している地域から、御呼都町までやって来たという事になるだろ?」 難波「男の子が元々飼っとったんちゃいます?」 渡瀬「あのなぁ、キツネは鳥獣保護管理法で、許可なく飼育や保護してはならないとされているんだ。それは無い」 蒔子「あの子、キツネを世話してるのがバレたら慌てて逃げましたし、許可を貰ってるようでは無さそうです」 レイ「まあ一般個人の、それも子供が簡単に許可を貰えるほどガバガバな法じゃないだろうよ」 難波「そうは言いますけど、キツネがおるような所から、この町まで来るなんて出来るんですか?」 渡瀬「普通は無理だな、普通は」 渡瀬「だが……今は普通じゃない現象が起きているだろう?」 レイ「ゲート……って事かい?」 蒔子「あっ、まさか、魔界を経由して御呼都町まで来ちゃったとか?!」 難波「マジか? そんなマ〇クラやあるまいし……」 レイ「あるいは、魔界に生息していたキツネが現世に迷い込んだか、だねぇ」 渡瀬「もうそうだと仮定すれば、少なくとも1つ、この町の近辺にゲートが開いている事になる。そんな可能性を残したまま解決と言えるかっつーの」 難波「うぐっ、言われてみれば、確かにそうですわ」 蒔子「また裏山に開いちゃってるんですかね? 見に行ってみますか」 難波「よーしお前ら! ゲート調査やゲート調査! はよ行き!!」 レイ「まぁったく、調子がいい男だねぇ」 レイ「でも、ゲートの事だけじゃなく、あの子の事も気がかりだ」 蒔子「もしかしたら、ゲートについてなにか知ってたりしないですかね?」 レイ「……どうだろうねぇ。いずれにせよ、会って話はしておきたい」 蒔子「静灯寺さんとアリちゃんがその子について調べてくれてるみたいなんですが……」 レイ「いや、なんでその二人なんだい……本当に大丈夫なんだろうねぇ?」 蒔子「とにかく、私は神社の裏山を見てきます。近江姐さんはお二人と合流してくれませんか?」 レイ「ああ、分かったよ」 * * * 純拏「〜♪」 静灯寺「……はぁ、俺が不審がられながら情報集めてた間、お前はのんきにスマホゲームかよ」 純拏「あ、終わった? おつかれさまー、どうだった?」 静灯寺「例の坊主、瀬薙の方に住んでるらしいぜ。あいつと友達だっていう子が話してくれた」 純拏「もしかして、住所とかもゲットしちゃった?」 静灯寺「いや、流石にそこまでは無理だが、放課後によく行く場所は聞き出せたぜ」 純拏「おーナ〜イス! 静灯寺の癖にやるじゃん!」 静灯寺「ったくよぉ……結局ほぼ俺一人で聞き込みしてたじゃないかよ。お前の方が警戒されないと思って連れて来たのに」 純拏「あはは! いやぁ、不審者扱いされる静灯寺が滑稽で面白くて、ついつい放置しちゃったぁ」 静灯寺「お前なぁ……」 レイ「おぉアンタら、丁度良かった」 静灯寺「お、近江さん。あの子の情報、集めておきましたよ」 レイ「やるじゃないか二人とも」 純拏「えへへぇ、照れちゃうなぁ」 静灯寺「お前は何もしてねーだろ」 * * * レイ「なるほどね。なら、明日から張り込みといこうじゃないか」 静灯寺「いやでも、そこまでしてあの坊主に執着する必要あります? 確かに、ゲートの情報を知ってる可能性はあるかも知れませんが……」 レイ「情報云々以前に、アタシがあの子と腹割って話したいのさ。助け舟になってやりたい……というのもあるかもねぇ」 純拏「助け舟に?」 レイ「放っておけないんだよ……ああいう、誰かを助けるためなら、ルールなんて無視できる強さを持った子はね」 レイ「ま、今はまだ、アタシの妄想に過ぎない話さ。あの子から、全てを聞き出して、それで判断しようじゃないか」 ―TODAY'S END― ____________________________________ 【注意】 ※本編はここで終了となります。続きはキャラ設定テキストだけですので、予めご了承の程をよろしくお願いいたします。

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