日々の観測記録 2022/2/3【通算31話】
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【概要】
・自創作のキャラ同士が数行程度の会話してるだけのSSです。基本的に台詞オンリーだけど筆が乗ったら地の文も書くかも
・作品内にキャラやストーリーについての解説等はありません。本編が出来るのを待ってくださいお願いします
・毎日更新ではありません。最低でも一週間に一回更新出来ればいいかなーと思ってます
・いいね特典（限定公開範囲）は基本的に登場キャラの設定テキストのみ。本編はいいねしなくても全部読めます
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みこと「マスターさんマスターさん！ 今日は節分ですよ！ とりゃー！！」
マスター「どわぁぁぁ許可なく豆をばらまくな豆を！！」
みこと「それにしても不思議な文化ですよねぇ。豆を床にばらまいたり、人に向かって投げ付けるなんて、もったいなくないですか？」
マスター「まあ、家によってはばらまいた後拾って食ったりするし、無駄にはならない」
みこと「うえぇ、床に落ちた雑菌だらけの豆を拾い食いするんですか……？ 人類の考えることはよく分かりませんね……」
みこと「でも、近年では時間が経つと素粒子まで分解される節分用人工豆を使うのが主流ですから、そんな不潔な文化が滅びてくれて良かったです」
マスター「わかってねぇなぁ。撒き散らした豆を家族みんなで拾い集める所まで含めて風情なんだよ」
みこと「旧人類の思想を、この発展した現代に語られましてもねぇ。胸に響きませんね」
マスター「響く胸なんて無いだろアンドロイドなんだから」
みこと「まあ、それもそうですね」
みこと「あ、マスターさん、恵方巻き食べますか？」
マスター「あんの？ なら食べたいな」
みこと「チーズアボカド巻きとチョコクリーム巻き、どっちにします？」
マスター「いやマトモな太巻きは？」
みこと「普通の買っても面白くないじゃないですか」
マスター「面白さを求めるなよ……」
みこと「ちなみにチョコクリーム巻きを選択した場合、一日の摂取栄養素をいくつかオーバーしますので、晩御飯が貧相になります」
マスター「じゃあアボカドチーズ巻きでいいよもう……」
みこと「そう言うと思って既にカットしてありますよ〜」
マスター「いやカットしたら恵方巻きの意味無くない？」
みこと「えー、でもカットしないと食べづらいじゃないですか」
マスター「恵方を向きながら太巻きを一気に一本食うのが恵方巻きの文化なのだが」
みこと「そんな非効率的な文化、廃れてしまえばいいんですよ。喉に詰まらせでもしたらどうするんですか」
マスター「確かにそうだが伝統と風情がだな」
みこと「あんまり旧時代的な思想をしてるとモテませんよ〜？」
マスター「別にお前がいるからモテなくてもいいっての。というかお前が良い」
みこと「アンドロイドと人間の婚約は現状法律で認められていません」
マスター「それ、いつも言ってるけど、婚約まで行かなかったらいいのか？」
みこと「うわ……最低ですね、女の子を弄ぶなんて」
マスター「そういう意味じゃない……！」
―TODAY'S END―
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【注意】
※本編はここで終了となります。続きはキャラ設定テキストだけですので、予めご了承の程をよろしくお願いいたします。