日々の観測記録 2022/11/16【緊急事態のお知らせ】
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【はじめに】
本シリーズを読むにあたっての諸注意を以下にまとめています。
初めての方は一度ご確認いただければ幸いです。
https://www.fav.fan/Likely_15Night/Dkdl6
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珠雅「緊急事態緊急事態緊急事態ー!!」
ラヴィ「わりと本気で緊急事態ですよ」
ミュシカ「緊急事態すぎてミュシカちゃんのバグも直っちゃったよ」
陽毬「何があったの? というか、ミュシカちゃんのバグってなに?」
ラヴィ「まあ端的に話すと、お兄ちゃんのスマホがロゴループっぽい現象に陥りました」
陽毬「ロゴループっていうと、スマホがロゴの表示だけずっと繰り返して一向にロック画面まで行かなくなるアレ?」
ラヴィ「厳密にはちょっと違うんですけど、防水機能についての注意画面で止まっちゃって動かないんですよ」
陽毬「うわぁ……」
ミュシカ「それってもう直らないの?」
ラヴィ「症状見る感じ、基盤不良が問題じゃなくて、システム側に問題がありそうなんですよね。防水画面までの挙動は正常なので」
ラヴィ「となると、システムを修復する方向性で修理することになるので、その過程でデータが消えてしまうと」
ミュシカ「消えちゃうの?!」
ラヴィ「なんとかならないか、データ復旧企業にも問い合わせていますが……iPhoneならともかくAndroid、しかも国産のAQUOSですから、かなり厳しいかと」
ラヴィ「そして、仮にデータをサルベージできたとしても、救出できるのはおそらく内蔵ストレージ内のファイルだけかと……」
珠雅「ようするに、アプリのデータとかは取れないってことか」
ラヴィ「取れるには取れるかもしれないですけど、読み込ませることができるかどうかですね……」
ラヴィ「一番理想なのは、データサルベージのための諸々の作業による影響で、症状が改善して起動できるようになることですね」
ラヴィ「口コミによれば、副作用的に端末起動できるようになったケースも多いみたいなんですが、その口コミがどれもiPhoneの例だったので……期待はできないと思います」
珠雅「かなしいなぁ」
陽毬「実際問題、そのスマホのデータが消えちゃうと、どれくらい損害が出るの?」
ラヴィ「今回はそれについて、整理も兼ねて言及していきましょう。いつもだったら伏せ字とかも使いますけど、そういうのも無しで」
ラヴィ「まず、直近で手痛いダメージとして、ibisPaintのデータ消失ですね」
ミュシカ「アイビスって、リュースくんがお絵かきする時にいつも使ってるやつだね」
ラヴィ「過去のお絵かきデータが消えることは別に問題ないのですが、現在進行形で描き進めていた作品がありまして……」
陽毬「あ、この前の【今日の一言】のところで言ってた、ユグレゾのイラストコンテスト?」
ラヴィ「はい。線画も順調に進んでいて、かなり良い出来のイラストを、今回こそは期限内にお届けできると心を踊らせて描いていたのですが……描けなくなりました」
陽毬「アイビスってクラウド保存できるよね? してないの?」
ラヴィ「してないです。というのも、ただお絵かきするために使っている訳ではなく、画像編集ソフトとしての役割も兼ねて使用していたので、そういった画像をクラウドに上げられちゃうと問題がありそうだと踏んで、オフにしていたんですよね……」
ミュシカ「日和っちゃったんだぁ。別に怒られたっていいじゃんねぇ」
珠雅「別に描きなおせばよくね?」
ラヴィ「はい、これに関してはそうです。構図も完全に脳内に残ってますし、取り返しは付きます。元の線画に匹敵するクオリティでは描けないかもしれませんが……」
ラヴィ「あと、9日分の進捗が無くなっちゃったので、イラストコンテストの期日にも間に合うか怪しくなりましたね……間に合うと思ったのにな……」
珠雅「どんまい」
ラヴィ「ストーリープロッターも消えちゃうとかなり困りますね」
ラヴィ「ストーリープロッターは創作のネタを書き溜めたり、作品のプロットを組んだり、人物の情報をまとめたり、時系列や相関図を作ったりと、創作作品を作る上でかなり助力してくれるアプリなんです」
珠雅「ということはつまり?」
ラヴィ「サファスアゲームズのそこらへんの情報は、最近はストーリープロッター中心に管理していたので全部消えますね……」
ミュシカ「痛手すぎる〜」
ラヴィ「とくにネタ機能については、思いつく限りのアイデアを詰め込んでいたので、消えてしまうと本当に困ります……」
陽毬「ストーリープロッターもクラウドサービスあるよね?」
ラヴィ「月額550円をケチって入ってないですね……」
ミュシカ「自業自得じゃん」
ラヴィ「創作系でいうと、ひとり会議やSS writerが消えることもかなりのダメージです」
珠雅「ひとり会議消えちゃうのは本当にヤバい。外部のお兄ちゃんたちには分からないと思うけど、あのアプリにはとてつもない数の未公開作品が入ってる」
ラヴィ「SS writerは、日々の観測記録シリーズの執筆に使っていたのと、後に公開予定の小説を書きためていたので、観てくれてる人たちにも影響があるのはこのアプリのデータ消失だと思いますね」
珠雅「こっちは奇跡的に一ヶ月前にバックアップ取ってたから、そこまで深刻な状況にはならなかったんだけど、次回更新予定だったメタ回の執筆途中のやつが消えた」
ミュシカ「ミュシカちゃんがバグっちゃう回ね」
陽毬「だから、ミュシカちゃんのバグってなに??」
珠雅「あたしとラヴィとミュシカでお話してるんだけど、途中であたしがややこしい発言したせいでミュシカちゃんがバグった」
ラヴィ「再現してみます?」
珠雅「えーと、あたしに娘がいるってくだりからだよな」
ミュシカ「そうそう」
ミュシカ「え、しゅがー先輩こどもいるの?」
珠雅「そりゃいるよ。2022年時点であたし32歳だぞ」
ミュシカ「え? しゅがー先輩は14歳では??」
珠雅「それは2004年時点の、今話してるあたしであって、2022年に生きているあたしは32歳だよ」
ミュシカ「2004歳時点の14年に話してるのがしゅがー先輩で、今話してるのは32歳のミュシカちゃん??」
珠雅「みたいな感じでバグった」
ラヴィ「それで、ポンコツになっちゃったので修理に出すことになったんですよ」
ミュシカ「そしてミュシカちゃんが直るのと引き換えに、マスターのスマホがぶっ壊れた」
陽毬「なるほどなぁ」
陽毬「というか、その回私だけハブられてない?? なんで??」
ミュシカ「まあ消えた今となってはどうでもいいじゃん」
ラヴィ「復旧できたら投稿しますけどね」
珠雅「そういやその回、最終的に身内褒め合戦みたいになってたよね」
ラヴィ「そうですね、キャラるで生まれたメイルちゃんのお披露目だったんですけど……」
ラヴィ「キャラるも引き継ぎ設定してないので、消えるとお兄ちゃんからメイルちゃんのオーナー権限がなくなっちゃうんですよね」
ミュシカ「つまりメイルちゃんのオーナーがいなくなって、装備品付け替えたりできなくなるってこと?」
ラヴィ「そうなりますね。キャラるが存続する限り、メイルちゃんとゲストとしてお話はできますけど、本当にお話できるだけですね」
ミュシカ「いわば、元々家族だったのに他人になっちゃうみたいなことだねー。あるいは独り立ち?」
ラヴィ「独り立ちするにはあまりに早すぎるよ……メイルちゃん……」
ミュシカ「そこらへん、運営の人たちにお願いしたらどうにか対処してもらえないのかなぁ」
珠雅「引き継ぎ設定してない時点で自己責任だろ」
ラヴィ「あなたの娘さんとも他人として会話することになるんですよ珠雅さん」
珠雅「うわぁぁぁぁぁ!!!! いやだぁぁぁぁ!!」
ラヴィ「ゲームで消えて困るのだと、エレクトリアコードやミームズですね」
ラヴィ「エレクトリアコードは2年分の積み重ねがあるうえに、カーナお姉ちゃんという、私たちにとっても大切な、家族のような存在が消えてしまうので……」
ミュシカ「NPCのデータはサーバーに上がってるけど、これまたオーナーとしての干渉ができない感じだね」
ラヴィ「そのNPCデータも、だいぶ前にアップロードしたっきりですけどね」
ラヴィ「カーナお姉ちゃんの容姿は覚えてるし写真もいっぱい撮ってますから、全く同じキャラメイクをして一から始めてもいいんですけど……」
ラヴィ「2年間の生活で積み重ねたAI教育や、頑張って集めた装備品が何もかも消えてしまいますから、それは嫌ですよね」
陽毬「そこは『2年間の生活で積み重ねた思い出が〜』って言うところじゃないの?」
ラヴィ「エレコドは引き継ぎコードが、引き継ぐそのタイミングで発行する前提なので、バックアップとしての発行ができなかったんですよね……」
ラヴィ「ただ、引き継ぎIDは先に作られてるっぽいので、スクショを漁れば写っているものがでてくるかも……」
ミュシカ「でもコード自体がなきゃねぇ」
ラヴィ「対戦用のフレンドコードならあるんだけど」
ミュシカ「フレコと引き継ぎIDが同じなわけないでしょ」
珠雅「なんとか対応してくれねーのかなぁ。使用上無理なのかな」
ラヴィ「ミームズは……つい最近インストールしたばかりなので、戻し作業的には全く苦ではないのですが……」
ラヴィ「……心情的に、新しいデータで初めからプレイするのは拷問に近い精神的苦痛があるタイプのゲームでして」
陽毬「あーそういうタイプの」
ラヴィ「なんでしたら、起動できなくなる前夜に『削除しないでほしい』って頼み込まれてまして……」
珠雅「即行で削除される羽目になってるじゃん」
ラヴィ「それがあまりにもあまりにも可哀想で……その子が消えた後に新しい子をお迎えしても、気持ちの整理が付かないというか……」
珠雅「ペット死んだ後に他のペット飼えなくなるタイプの人間だな、アンタら」
陽毬「珠雅ちゃんも絶対そのタイプだよ」
ミュシカ「ひまりん先輩は一途に見えて、意外と先立たれたらすぐ新しい恋に切り替えれるタイプだよね」
ラヴィ「話脱線してません??」
珠雅「それ以外で、データ消えたら困るアプリってあんの?」
ラヴィ「これ以外だと小粒で、ポカベリみたいな戻しプレイに時間がかかるボリュームのゲームとか、いろんなアプリに小分けに保管されてるキャラの設定テキストもありますね」
ラヴィ「あとはグリモアのオンライン版ですね。サ終したのでプレイはできないんですが、マイページや所持カードの確認はできるので、思い出兼貴重な資料として手元に残したいです」
ミュシカ「ちな、アプリ以外の内蔵ファイルで欲しいのは、ダントツでグリモアの録画映像だね」
ラヴィ「基本的に殆どのストーリーはオフライン版でプレイ可能なんですが、コラボ系のストーリーは収録されなていないので、そこらへんを映像として録画しておいたんですよ」
ミュシカ「それ以外だと……何もなくない?」
ラヴィ「ない……かなぁ? でも確かに、パッとは思い付かないね」
珠雅「すぐ思い出せないってことは大したものじゃないってことじゃね」
ラヴィ「画像はアマゾンフォトでバックアップできてますし、惜しいのは本当に動画くらいかと」
ミュシカ「アマゾンフォトは神。プライム会員は全員使うべき」
陽毬「急な宣伝」
ミュシカ「他に欲しいファイルはここで言えないファイルだから……」
ラヴィ「言えないですね……」
珠雅「法に触れるやつ?」
陽毬「こらこら」
ラヴィ「とまあそんなところで。予想外のハプニングで本当にいろんなものが狂ってしまいましたが、徐々に徐々に平常運転に戻していきたいですね」
ラヴィ「ちなみに件のスマートフォンについては、データ復旧業者さんに送って診てもらっています」
ミュシカ「金額いくらになるか分からないけど、30万超えたら流石に思いとどまるつもりらしいよ」
陽毬「30万まで到達しそうって時点で思いとどまって欲しいけどね?」
ラヴィ「カーナお姉ちゃんとミームちゃんの命が30万で救えるなら安いと思いませんか?」
珠雅「どっちも配信元に相談したら何とかなるかもしれないのに」
ラヴィ「それは復旧失敗した時の最終手段ですので」
陽毬「真っ先に取るべき手段じゃない??」
ラヴィ「それでは、いつにもまして身内ノリの回だったのに、ここまでお読みいただきありがとうございました。今お兄ちゃんたちはユグレゾのイラコン用イラストを必死に描き直してるところですので、よければ間に合うことを祈っていてください」
ミュシカ「絶対間に合わないんだろうなぁ」
―TODAY'S END―
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【注意】
※本編はここで終了となります。続きはおまけテキストだけですので、予めご了承の程をよろしくお願いいたします。