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日々の観測記録 2022/3/15【通算52話】

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【はじめに】 本シリーズを読むにあたっての諸注意を以下にまとめています。 初めての方は一度ご確認いただければ幸いです。 https://www.fav.fan/Likely_15Night/Dkdl6 ____________________________________ リオ「……はぁ、いよいよ中学校も卒業しちゃったわね」 リオ「来月からは、高校……しかも、アイツと同じ高校、か」 リオ「……怖い、な」 ずっと離れ離れになっていた彼と、再会を果たして、同じ高校を志望している事が分かって、二人とも合格できて……。 正直、嬉しくないといえば嘘になる。でも、それ以上に、私は怖い。 不幸か幸か、彼は私の事を忘れていた。だから、私に都合の良いように捏造した記憶を、植え付けることができた。私は、彼の“ただの幼馴染み”を演じる道を選んだのだ。 でも、彼とまた、一緒に過ごして、フツフツと湧き上がる感情があることに、私は気付いてしまった。 『このままは嫌だ』『また、あの時のようになりたい』 私は今度こそ、彼とお友達のままでいなくてはならない。 それが彼にとっても、私にとっても、最前の選択。唯一とも言える、二人が共に生きられる道だ。 なのに。 あの日々を望んでしまってはいけないのに。今のままでいなくてはいけないのに。想いは日に日に膨れ上がっていって。 これ以上彼と一緒にいたら、自分の欲望を抑えきれなくなるんじゃないかって、それが怖くて……。 正直、逃げてしまいたい。高校に入るのを辞めて、遠方に引っ越して、彼との関係性を完全に断ち切ってしまいたい。 でも、それは逃げだ。彼の過去からの、私の罪からの、逃げ。 もしまた逃げてしまえば、きっと、一生後悔する。きっと、二度と贖罪の機会は訪れない予感がある。 だから私は、どれだけ辛くても、立ち向かわなければならない。彼のために。私の、ために。 リオ「…………」 ――ああ、疼く。体が、脳が、快楽を求めている。私のくだらない心を麻痺させる快楽を、欲している。 こんな事も、これで、最後にしよう。 私は、ペン立てに立てかけられた、錆びたカッターナイフを手に取った。 ―TODAY'S END― ____________________________________ 【注意】 ※本編はここで終了となります。続きはキャラ設定テキストだけですので、予めご了承の程をよろしくお願いいたします。

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